脳が震える(仮)
この記事は Re:ゼロから始めるAdvent Calendar 2016 4日目の記事です。アニメ版のネタバレを含んでいますので、避けたい方でアニメ版最終話までご覧になっていない方は見ましょう!
脳が震える
さて、予告通り「脳が震える」でおなじみのペテルギウス・ロマネコンティについて語ります。
Re:ゼロのキャラの中でもロズっちと比にならない*1くらいにぶっとんでいるキャラ性を持っている彼ですが、アニメ初出は第15話でその後、第17, 18, 22, 23, 24, 25話に登場します。初出において非常に特徴的な言い回しで「ワタシは魔女教、大罪司教――『怠惰』担当、ペテルギウス・ロマネコンティ……デス!」と自己紹介をしてくれます。
「魔女教」というキーワードはRe:ゼロにおいておそらく*2重要なワードでしょう。アニメ版においては、その信徒は主人公サイドからすると敵対勢力で、それを束ねる「大罪司教」はボスキャラという位置づけです。
「大罪」というワードが出てきましたが、これはおそらくカトリックにおける七つの大罪のことを指していると考えられます。すなわち、「暴食」「色欲」「強欲」「憤怒」「怠惰」「傲慢」「嫉妬」*3であり、そのうちの1つである「怠惰」を担当する大罪司教、それが彼、ペテルギウス・ロマネコンティなのです。作中で彼はことあるごとに「怠惰ですね」というセリフとともにその怠惰と認定した者を裁いています。「怠惰」であるものを裁く担当なのでしょうか。「怠惰ですね~?」のセリフ回しも非常に印象的です。そればかり言っていたようにさえ感じます。
他にも彼のセリフに頻出する印象的なワードがあります。「愛」です。この「愛」とは、彼が崇める「魔女」に対する彼からの愛、そして「魔女」から信徒へ向けられる愛という2つの愛について彼はよく語ります。魔女教は愛にあふれた教団なのでしょうか。そうなのだとしたら、幸せそうな教団です。とてもそうは見えませんが。
最後に、彼のセリフで私がもっとも印象的であると思うものが「脳が震える」です。気持ちが昂ぶったときに使われるワードだと思っています。「脳が震える」、今年の流行語を狙えるくらい私の中では流行っていました。この「脳が震える」というワードですが、実際に脳が震えるような衝撃が動物に加わると脳震盪という症状を起こします。注意が必要です。実際に彼の脳が震えているかどうかは計り知れませんが、比喩として使っているものと信じたいですね。彼のキャラからすると、本当に震えていそうですけれども。しかし、この「脳が震える」というワード、実際に口にしてみると本当に脳が震えるような違和感があります。口にしなれていないからでしょうか。
キャラクターボイス
さて、数々の印象的なセリフがあるペテルギウス・ロマネコンティですが、そのキャラクターボイスは松岡禎丞さんが担当されています。松岡さんというと、どうしてもSAOのキリトくんなイメージが強いので、このキャスティングには驚かされました。もう真顔でキリトくんの顔を見れないかもしれません。
実は、彼のキャラクターボイスを担当した声優さんは他にもいます。金元寿子さんと飛田展男さん、そして小林裕介さんです。
金元寿子さんによるペテルギウス・ロマネコンティ
飛田展男さんによるペテルギウス・ロマネコンティ
小林裕介さんによるペテルギウス・ロマネコンティ
どれもこれも非常に楽しそうなペテルギウス・ロマネコンティですね。勤勉に職務を全うしている姿だといえるでしょう。少なくとも怠惰ではないと思います。
蛇足・レムりん降臨
2日目の記事を書いてくださったara_ta3さん(id:arata3da4)が作成・紹介していたhubot-characterを使って、うちのSlackにもレムりんが降臨しました。 arata.hatenadiary.com github.com 最初はうまく動かなくて、なんでやのーんだったのですが、ちゃちゃちゃっとデバッグして直してPullRequestしたら、ささっと確認してマージしてもらえました。ありがとうございます!
まとめ
さて、ペテルギウスはきもくて生きるのがつらかったり、レムりんがかわいすぎて生きるのがつらかったりしますが、そんなことを行っていると「怠惰ですね~?」なので、勤勉に生きつづけましょう! お次は、飛び入りがなければ日が空いて12月10日にKeithYokomaさんです!